ユニック車は何トンまで吊れる?ドライバーに必要な免許と許可とは
建材などの重量物の輸送に欠かせないユニック車が、いったい何トンまで吊ることができるのかご存じですか?ここでは、ドライバー以外にはあまり知られていない、運送会社と物流会社の違いや、ユニック車は何トンまで吊れるのかの他、運送業と配送業の許可の違いについて、株式会社清光ラインが解説します。
運送会社と物流会社の違い
ドライバーがトラックなどの車両を使って、荷物を運ぶ仕事を手掛ける会社のことを、運送会社や物流会社と呼びます。実は運送会社と物流会社は呼び名が違う以外にも、いくつかの違いがあります。運送会社とはその名の通り、お客様から荷物を預かり、指定された相手先まで届けることが仕事です。しかし、物流会社も運送会社と同じく荷物を運びますが、物流会社では生産者から消費者に届けるまでに、加工や包装など、注文に応じて様々な業務を行います。したがって、運送は物流の一部だといえ、運送会社が運賃を重視することに対して、物流会社は運賃も含めた物流全体のコストを重視していることが、運送会社と物流会社の大きな違いです。
ユニック車は何トンまで吊れるのか?
荷物の輸送にユニック車を使用している運送会社に寄せられる質問の中でも、特に多い質問は、「ユニック車では何トンまで吊れるのか」です。ユニック車の吊り上げ荷重は490kg~4.9tとなっており、一般的な吊り下げ重量は2.93tです。しかし、2.93t吊りのユニック車だからといって、2.93tの重量のものが吊れるわけではありません。クレーンに記載されている2.93tとは、巻き上げ能力が2.93tということを表しているので、ブームの長さや角度によって、実際に吊れる重さが変わってきます。これは、テコの原理によって、ブームを長く伸ばせば伸ばすほど、吊り下げ重量が軽くなるからです。ですので、ユニック車で建材などの重量物の積み下ろしが必要な場合には、荷物の重さだけではなく、ユニック車からどれだけ離れた位置に荷物を下ろすのかも重要となってきます。
ドライバーが荷物を運ぶだけじゃない!?そもそも運送業とは?
荷物を運ぶ運送業とは、そもそもどのような業務を行っているのでしょうか?運送業とは、お客様から預かった荷物を指定された相手先まで、送料を受け取って届ける仕事がメインですが、荷受けや倉庫内での仕分けなどの様々な作業も行います。また、トラックなどの車両を使って荷物を運ぶ陸運以外にも、航空機を使った空運と、船舶を使った海運があります。運送業者はお客様のニーズに合わせて、食料品や日用品、現金や絵画など、様々な荷物を運びます。しかし、現金や小切手などの有価証券や、パスポートなどの貴重品は、個人が一般の荷物として送ることができないので、注意が必要です。
運送業と配送業の許可の違い
荷物を運ぶ仕事には運送業と配送業がありますが、どのような違いがあるのかご存じですか?運送業と配送業の最も大きな違いが、国から許可を得ているかどうかです。運送業として業務を行うには、運ぶものによってそれぞれ国からの許可を取得する必要があります。例えば人を運ぶ場合、バスでは「大型自動車第二種免許」、タクシーでは「普通自動車第二種運転免許」が必要です。また、大型トレーラーでは「けん引免許」など、荷物を運ぶ場合にも国の許可が必要で、国から許可された運送業者の車両には、緑や黒のナンバーが取り付けられているため、一目で許可の有無を確認することができます。
株式会社清光ラインはユニック車を使った建築資材の輸送に自信がある会社です
ユニック車を使った建築資材の輸送や配送は、埼玉で運送業を営む株式会社清光ラインにご依頼ください。株式会社清光ラインでは、ワイドロングユニック車や標準ロングユニック車など様々な車両を保有しており、お客様のニーズに合わせて荷物を安全に運んでいます。
コラム一覧
ユニック車で建築資材も安心輸送!埼玉の運送会社 株式会社清光ライン
会社名 | 株式会社 清光ライン |
---|---|
代表取締役 | 清水 朋一 |
住所 | 〒335-0031 埼玉県戸田市美女木2丁目19−6 |
TEL | 048-458-0723 |
FAX | 048-458-0724 |
info@seikou-line.com | |
事業目的 |
|
URL | http://www.seikou-line.com |